パソコン交換

早いもので、今年もとうとう大晦日となりました。
年末の慌ただしい時期でしたが、6年ぶりぐらいにパソコンを買い替えました。

マロニエ君はパソコンをMacでスタートしたので、Macでなくてはならないということ以外、特にこれといったこだわりはなく、周りの人たちがどなたも適当な時期にパソコンを買い替えていくのが不思議なほど、ずっと一つのマシンを使い続けます。

だって興味がないんだもん。
パソコンに関しては、新しいものにはまったく関心もありません。そうはいってもパソコンはユーザーを愚弄するほど寿命の短い機械で、ハードディスクからカリカリというような雑音が出てきたりと、なにかと危ない雰囲気が出てくるのは嫌なものです。

仕事にも絡んでいるものなので、壊れたら壊れたとき…なんてことはいっていられません。
パソコンを取り替えるということは、いろいろな設定やら何やらがあるだけでなく、従来の環境とは否応なしに変化してしまうのが鬱陶しくて仕方ありません。
実をいうと、使い始めの面倒臭さがイヤで、昨年買ったiMacを一年以上物置に置きっぱなしにしてしまっていたのですが、ついにそれを引っ張りだしたというわけです。

つまり買い替えたといっても買ったのは去年で、正確には一年放っておいたものを使い始めたというわけで、放置しておいても何かが熟成するわけじゃなし、そのぶん古くなるというのにバカな話です。
パソコンは本体のみでは用をなさず、周辺機器や、ソフトや、データなどの問題がついてまわります。これだからパソコンのお引っ越しはマロニエ君にとってストレスを詰め合わせで抱えるようなもの。

それが嫌さに一年間古いマシンで粘りましたが、プリンターが故障して新しいのを買いにいったら、もはやOSが古すぎてそれで使用できるプリンターはもう買えないことがわかり、おそらく他の周辺機器やソフトも同様とのこと。
これはもういけない…と覚悟を決めて、ついに物置にしまい込んだiMacを引っ張りだすことに。
マロニエ君の場合、IllustratorやPhotoshopが必須なのですが、手許にある古いバージョンは新しいOSでは使えないため、これらのソフトを新規にそろえるだけでも大変です。

それらのソフトはまともに買おうとしたら、パソコン本体よりも高額なため、そのハードルを越えることにもずいぶん手間取りましたが、ついに覚悟を決めたわけです。

思い切っていざやってみると、昔に比べて初期設定が飛躍的に向上していることに驚きました。
当分は新旧マシンを併用することになりそうで、これがまたいちいち面倒くさいのです。
本来、Mac同士は中を一気に引っ越しすることが可能で、それをやればいいのでしょうが、そんなことをしているとまた何か予期せぬトラブルなどに遭遇しそうで、これをする勇気もないし、そもそもやり方もわからず、調べてまでやろうとも思いません。

とまあ、いろいろと不便はあるものの、それでも新しいパソコンというのは根底のパワーや技術がアップしていているためか、やはり気持ちがいいことも事実ですね。

ただし困ったこともあり、キーボードのキーの間隔がこれまでのノート型より広くなっているため、ちょっとした文章を打つにもミスタッチの連続です。
ピアノどころか、パソコンでまでミスタッチの連続とは、なんとも情けない限りですが、指先は無意識の加減までを記憶しているらしく、どうしても以前のようなペースで文章が綴れないのは困ったことです。
さらにワープロソフトもことえりが標準で、ATOKを長年使った経験からすると、ちょっとしたことが使いにくいものです。
だからといってATOKを買って入れ直すのも面倒で、現状に慣れるしかありません。


というわけで、いつものことながらしまらない話で今年も終わりですが、来年もよろしくお願い致します。