店内は昭和

今日はちょっとした冒険をしました。
以前から前を通って気になっていた店に行ってみたくなり、一人ではもちろん嫌なので友人を連れ出しました。
南区清水にあるハローコーヒーという店です。
パッと見はいかにも古臭い、いまどきもうあまり見かけないセンスの派手な喫茶店という感じですが、店自体が結構大きいので、いつ通っても、妙に存在感があってとても目立つ感じだったのです。
それと気にかかっていたもうひとつの理由は、いつもお客さんが結構来ているみたいで、深夜でも必ず何台か車が止まっていましたので、それなりの人気があるのだろうという気がしていたのです。

というわけで、まさに冒険開始!ついにその店のドアを開けました。

店内はだらんとした茶色基調のある程度想像通りの雑然とした雰囲気で、一言でいうと古いのです。
まさにそこは「昭和」という感じで、あえてそれをウリにしているのだろうと思います。
まだ山口百恵あたりが現役で、携帯やパソコンなんて無い時代にタイムスリップしたようでした。

メニューを見ると、基本はコーヒー店であるのは間違いないのですが、それよりもはるかに豊富で色とりどりに目に飛び込んでくるのが食事のメニューでした。
内容は、主にハンバーグ、海老フライ、ステーキ、ピラフ等々…昔懐かしい「日本の洋食」という世界といえばいいでしょうか。その手のメニューがざくざくあって、選ぶのが大変です。

とりあえずハンバーグとポークのソテーが組み合わせられた料理を注文しましたが、だいたいどれを頼んでもスープとライスがセットになっているようです。
カウンターの脇にスープとライスとコーヒーのセルフサービスのコーナーがあり、注文した品々はここで好きなだけ自由に取っていいらしく、こういうところは結構豪快です。

果たして味は、これも想像通りといいますか、とくべつ美味しくてガッツポーズ!というほどでもなければ、不味くてがっかりということでもない、そんな感じの味でした。それでもハンバーグはこの店の自慢のようで、ちょっとした美味しさは伝わりました。

驚いたのは、決して大入り満員というわけではないものの、次から次へと確実にお客さんがやってくることで、今どきのファミレスとは一味違うこの店は、静かなファンを獲得しているようでした。

食後にコーヒーとシフォンケーキのセットを注文しましたが、なにもかも自前で作っているという感じでした。
デザートなしなら、千円以内で満腹できるメニューが大半です。
「お食事リンク」に追加しておきますので、みなさんもお気が向いたら覚悟の上でどうぞ。

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