ちょっと大げさすぎません?

今日は久留米の石橋文化センターでの「ぴあのピアのイベント」の日でしたが、折からの台風でぎりぎりまでどうなることかと気を揉まされました。

テレビの台風情報によると夕方から夜にかけて福岡地方は暴風雨という言葉が何度も飛び出して、いやが上にも不安は募ります。映し出される台風の進路図を見ると、今まさに福岡の北を通過しつつあるのに、音声では「北部九州に最も接近するのは今日の夕方から夜にかけて猛烈な風と雨!」「じゅうぶんに警戒してください」などと連呼しています。

さらには中継の映像が出て、東区の波打ち際に防災服にヘルメットを被ったレポーターが立って「だんだん波は高くなり、風雨も強まり、立っていくるのがかなりきつくなってきている状態です!」などと緊迫した様子でしゃべっています。

しかし、外を見るとたしかに風は多少ざわついてはいるものの、とてもニュースの言っている状態とは程遠い感じです。ちょっとおかしいという気もしましたが、やはり「これから最高潮に達するのでは?」ということもあるだろうと思い、参加予定者に連絡をとったりしましたが、ともかく様子を見てと言うことになりました。

果たして家人の心配をよそに、ともかく無理をせずに出かけることにしましたが、出てみるとさほど大したことはありません。結局、車はスルスルと何事もなく久留米を目指し、高速道路もほとんど通常通り。
到着の頃には風らしい風もなく、肩すかしをくらったようです。

あとは皆さんご存じの通りで、二時間後にホールを出てきたころには雨もきれいに上がり、それから食事に行きましたが、天気はいよいよ安定し、なんとも平穏な空模様でした。

一時はよほど中止にしようかとまで考えましたが、そうしなくてよかったとつくづく思います。
そして感じたことは、近頃の台風報道はいくらなんでも大げさに視聴者を煽りすぎるのではないかということです。
あんなに緊迫感をもって御大層に連呼されたら、真に受けて大事な予定をキャンセルして、あとから立腹する人も多いはずです。

結局、ニュースの言葉より、台風進路図のほうが正確だったようでした。
安全を期してというのはわかりますが、もう少し正確な報道をしてほしいものです。

イベントの詳細はイベント報告にレポートします。

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