調子のおかしくなったエアコン。
依然として調子は戻らずついに3日目を迎えました。
設定温度を下げると、風はファーファー出るものの、温度自体はかすかに冷たい程度でベタッとしています。
それでも廊下に出ると、部屋の中よりは明らかに暑いので、やっぱりまったくのオダブツ状態ではないようで、ともかく修理が来るまで、これでなんとか乗り切らねばなりません。
しかし除湿機能がまったく働いていないようで、すでに部屋はべたついた重い空気に落ちぶれてしまいました。
室外機のホースからも水はあまり出ていません。
そして今しがた、ついに、待ちに待った、メーカーの修理の人が重い修理鞄をもってやって来ました。
マロニエ君としては最大級の歓待をしたいような気分でした。
すると今のエアコンはよくできていて、故障履歴が記録されいるらしく、リモコンの中のあるボタンを操作すると、それが表示される仕組みになっているようでした。
そこに現れた文字列によると、室外機の冷暖房の切替弁の動きに不具合があったということが判明しました。
ではそこを修理するのかというとさにあらずで、スイッチを数分間切る、あるいはコンセントを抜いて数分後に差し込むといった処置をするのだそうで、はたして我がエアコンは見事に復活を遂げました。
以前のようなシャープな冷気が室内を満たし、ああもう幸せという気分です。
今後同様の不具合があるときは、同様の処置をしてみてくださいといわれ、これで一応の解決となりました。
現代のエアコンは室内機/室外機いずれにもコンピューターが仕込まれているらしく、今回はこのコンピューターの作動不良でよくあることだということでした。
いやはや、マロニエ君にしてみれば、命綱のようなエアコンですから、愚痴を言い続けた友人からは、もう一台予備のエアコンを付けたらいいとからかわれる有り様でした。