ビデオパニック!

エアコントラブルの次はビデオです。
こちらのほうが内容は明らかに深刻で、ハードディスクというものの恐ろしさをつくづくと思い知らされました。
昨日の夜、自室にいると家族からビデオデッキ(パナソニックのDVDレコーダー)の調子がおかしいということで内線電話がかかってきました。てっきりいつもの操作ミスだろうぐらいに思ってしぶしぶ下に降りていきました。

すると、録画した番組表示の画面が空っぽになっています。
こんな状態はこれまでに一度も見たことがないものでした。

あれこれと操作してみますが、押しても引いてもどうにもならず、どうやら深刻な故障が発生していることは次第に理解できてきました。
そういえば数日前に、録画した番組を見るとき、画面がタイルのように壊れたり、何度も途中で止まったりしていたので、おかしいなとは思っていたのですが、それがまさか、こんなことになろうとは想像もつきませんでした。

ビデオテープの時代とちがって、ハードディスクの故障では、採りためたデータが一瞬にして失われるという、なんとも残酷な仕打ちがユーザーに襲いかかります。
今はいくぶん落ち着きましたが、たかがテレビ番組とはいえ、やはり自分が任意で採りためていたものが一気に失われるというのは精神的にもかなりショックを受けるものです。
大したものは入っていませんでしたけれども、欠かさず見ていた大河ドラマの数回分や、かなりの数の日曜美術館、NHKスペシャルなどは、どうしても悔いが残ります。

音楽番組は別の機械で録画し、いつもDVDに移す習慣があるのでこちらは難を逃れましたが、家人が楽しみにしている連続物やちょっとした娯楽番組なども全滅です。

それにしても買ってわずか2年でこんなことになるなんて、メーカーの品質を疑います。
さっそく修理依頼しましたが、これだけショックを受けているのに、なんともシステマティックな機械のような対応しかしないのが無性に腹立たしく感じました。

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