日本人のような中国人

いま使っている携帯電話にちょっとした不具合があるので修理をしなくてはと思いつつ、携帯ショップでの待ち時間などを考えるとなかなか腰が上がりませんでしたが、思い切って行きました。

友人から、天神のソフトバンクのショップは直営店だから他の店舗よりもいいとアドバイスされて、そこにいきました。
ショップの面積こそ決して広くはありませんが、ここは展示品の数などが極端に少ないかわりに、受付の数が多く、マロニエ君も待ち時間ナシですぐに要件にかかることが出来ました。

端末を預けて修理に出し、その間、代替機を使うという手順ですが、いろいろと事情のあることも判明したために、今日すぐにそれをすることは見送り、とりあえず別のバッテリーを借りて、それでしばらく様子を見ることになりました。

そんなことはどうでもいいのですが、驚いたのは対応してくれた女性でした。
いろいろとやりとりをする中で、この女性が首からさげたストラップの途中に、小さな中国の国旗がくっついていることに気がついたのです。ご多分に漏れず携帯ショップの用事というのは何かと時間がかかり、こちらもヒマな瞬間がしばしばあるものです。

で、はじめは気にもしませんでしたが、どうやらこの女性が中国人であることが途中からわかりました。
そうだと気がつけば、ちょっとした雰囲気とか話の感じがわずかに日本人とは違うのが理解できましたが、それがすぐにはわからないぐらい日本語も達者で、しかも店頭でお客を相手に使う用語なども日本人とかわりなく(日本人の敬語自体が崩壊しているとは思いますが)すらすらとしゃべって、しかもややこしい機械操作やシステムを駆使しながら、こちらの持ち込んだ問題にテキパキと対応していく能力には目を見張りました。

マロニエ君など中国語もできないし、自分の携帯電話さえ使いこなしているとは程遠い単純な使い方しかできていません。向こうはもちろん給料をとる仕事なのですから、操作やシステムに詳しくて当たり前と言ってしまえばそれまでですが、素直に大したもんだとびっくりしました。
おそらくは日本語をマスターする前の留学生などが、携帯電話を買いに来るために中国人を配置しているのだろうと思いますが、決して中国人専用ではなく、日本人にも何不自由なく対応できるのはお見事でした。

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