ビデオパニック-その後

ビデオが故障したのは大変な痛手で、録画していた番組がすべて失われたのは精神的にもショックだったことは事実でしたが、日が経ってみると所詮はビデオはビデオで、大事な本やCDが失われたのとはやはりちがいます。

さて、このDVDレコーダーはテレビと一緒に2年前に国内最大手といわれる有名電気店で購入した物でしたが、販売店に修理依頼をしたところ、これが予想以上にてきぱきと対応してくれたことは悪い気分ではありませんでした。
電話に出た担当者は、こちらの状況説明で、ハードディスクが壊れていると判断し、おそらくそれの交換になるので、すぐ伺っても良いけれども、できればまずはその部品を揃えてからのほうが良いのでは?といわれました。
その提案は合理的で尤もだと思い、了解しました。

それから数日して部品が揃ったので伺いたい旨の連絡がありました。
訪問時間の取り決めをし、翌日その通りにやってきました。

こちらの大まかな説明を聞いた後は、スムーズに修理に取りかかり、大した時間もかからずに完了しました。
ついでに電波の状況など、テレビとビデオがキチンと映るための環境のチェックもしたらしく、そこで感じた問題点などもわかりやすく伝えてくれました。
昔のテレビから引き継いでいたアンテナの差し込み口の部品が古くて好ましくないということで、これも新しいものに交換してくれて作業はすべて完了しました。

ちなみにマロニエ君は購入時にこの店の長期保証というのを勧められてこれに加入していたので、その関係書類などを提示しようとしたら、すでに店の記録でその確認をした上で来ているので、その必要が一切なかったことも驚きでした。
修理完了までの一連の流れはとても気持ちのいいもので、結局お金も取らずに、またなにかあったらいつでも連絡してくださいという頼もしげな言葉を残して去っていきました。
要するに、故障はしたけれども、その解決と修理に際しての面倒を、迅速かつ最少限のものにするというシステムが有効に機能しているようでした。

この有名電気店で買ったのは別にこれといった理由があったからではなかったのですが、やはり業界トップに君臨する店というのは、いざというときにそれなりのものがあるのだなあと感心してしまいました。
今回の一例で言えば、明らかにメーカーのサポートを上回る快適さをもっていると感じました。
とくに商売で大事なのはお客の心証をよくすることで、それを勝ち得れば次に繋がるということを経営者は知り抜いているのでしょうね。
すっかり好感を持ってしまったマロニエ君でした。

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