エアコンパニック-3

この時期にいたって、なんとまた、エアコンに問題が起きしました。
先のトラブル以来、快調に運転を続けていたマロニエ君の部屋のエアコンですが、ある日を境にとんでもないことが起こり始めました。
室内への盛大な水漏れです。一昨年もこれに悩まされたが、その時の教訓としては微細なごみが積み重なって、排水ホースを詰まらせ、行き場の無くなった水が室内に溢れ出るというものでした。
それいらい修理に来たメーカーの勧めにしたがって、毎年クリーニングの専門業者を呼んで内部の徹底的な掃除をするようにしています。

今年も7月の後半に来てもらって、安くもない代金を払ってクリーニングをやっていましたので、その点に関しては安心していたのですが…。
エアコンの水漏れというのは経験のある方ならご存じでしょうが、ひとたび漏れはじめると、もうとめどがありません。
おまけにマロニエ君の部屋は、ベッドの頭のちょうど上ぐらいにエアコンを設置しているので、漏れはじめると枕から3〜40センチのところにポタポタ水が落ち始めます。

漏れてくる場所によっては布団まで濡れてしまうので、ベッドの横にはお盆にバスタオルを重ねて水漏れに備えるしかありませんが、今回は量がやたら多くそれでは足りないので、おおきなプラスチックの容器のようなものを持ってきてたりと対策も大変です。この時期になってもエアコンを切ると寝られないエアコン依存症のマロニエ君なので、夜通しこのパチャンパチャンという音に悩まされ、深い睡眠は普段から苦手なのに、ますます眠りは浅いものとなりました。

すぐにクリーニング業者に連絡すると、普段の愛想はやたらいいくせに、いざとなると自分達はクリーニング以外のことは関与せず、故障はメーカーのほうに言ってくれというすげない返事です。そこでメーカーに連絡してすぐに修理に来てもらいましたが、果たして原因はクリーニングのやり方が中途半端なためと考えられるらしく、機械部分を洗浄することで出てくるゴミなどが逆に排水ホースに詰まって発生したトラブルだということでした。それでも出張修理費はかなりかかりました。

この結果をクリーニング業者に伝えると、なんと国会の証人喚問のように自分達の非を認めようとしません。
ただもう必死に逃げ回るばかりで会話が成立しません。あまりにもばかばかしいのでだったら私は素人なのでメーカーに電話して専門家同士で話をしてくれといったら、それも頑として嫌がります。
結局、来年のクリーニング一回分をサービスすることで話は収まりました。

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