続・液晶テレビ

テレビの買い換えの下勉強のつもりで、食事に出たついでに大型電気店を覗いてきました。
平日の夜ということもあるのか、店員はかなり少な目で、ちょっと質問してもポツリとそれに答えるだけで拍子抜けするほど積極性がなく、あまりにも意欲的でないのが印象的でした。
店の戦術として、あえてお客を追いかけ回さず、自由にゆっくり見せるということなのかもしれませんが、そうだとしても過ぎたるは及ばざるがごとしで、あまり消極的な態度をとられると、こちらも白けてしまいますから、そのへんのさじ加減には配慮が必要でしょうね。

さて、今時のニーズを反映してか、テレビの売り場にはまさに唸るほどに多種多様なテレビが展示されていて驚くばかりです。よく見ればサイズと種類、メーカーごとに分類されているので、迷って困るということはありませんでしたが、同じサイズの液晶テレビでも価格が違うのはスペック上の何が違うのか要するによくわかりません。

尤も、マロニエ君はテレビなどはピアノと違い、支障なくちゃんと映れば基本的になんでもいいという手合いですから、こまかいことにこだわるつもりは毛頭ありませんが。

以前からお得感が最も高いのは32インチでは?という気がなんとなくしていたのですが、やはりそれは間違っていなかったようでした。サイズが大きくなれば価格も高くなるのは当然としても、32インチ以下のサイズでは価格は必ずしも安くはならず、むしろ逆転して高くなる場合さえあります。本当は26インチでもいいと思っているのですが、32インチより高額な小型をわざわざ買うというのもどこか腑に落ちない気がするわけです。

メーカーごとの性能の違いは、ひとことで言うなら、どこもこれというほどの差はなく、各社伯仲しているようです。ひとつだけ印象が変化したのは、以前(2年前)一台目の液晶テレビを買うときには、当時シャープのアクオスがこの分野での知名度ではトップというような印象がありましたが、実際に較べてみると画面の鮮明度とか発色のきれいさの点で、他社に譲る点があるようにも感じてソニーを購入しました。
しかし、いまあらためて見てみると、アクオスの持つそうした特徴が、むしろやわらかで落ち着きがあるようにも思えてきました。ほんのわずかなことですが。
これも2年間、ソニーの液晶テレビと付き合ってみた経験から、少し要求が変わってきたのかもしれません。

驚いたのは、いつの間にか消えて無くなったとばかり思っていたプラズマテレビが、大型店にいくとまだまだかなり売られていることで、あくまでこちらを好むという「こだわり派」がいるのだろうなあと思わせられました。
家電という分野も、ひとたびこだわりが入ると際限のない世界だろうなあと思います。

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