前回の続きで、様々な調整の続きです。さらに今回は少し整音面にも手が入り、音色のムラを取り除いてもらいました。後半には調律が行われ、さらにまた調整の仕上げへと向かいます。
このように「調律」というのはピアノ調整作業の一部分にすぎず、調律=ピアノメンテというわけではありません。タッチ面等に代表される部分の調整はかなり収束されて良くなってきました。
調律はある意味ではもっとも奥の深い領域といえるもので、今回はかなり個性のちがうものになったような気がしてい
ます。
今回をもっていちおうの区切りとはしましたが、気がついた点などは引き続きお願いすることになると思います。トータルで9時間に及ぶ調整となりました。
かなり気持ちよく弾けるようになりました。