宅急便

つい昨日のこと、朝早くに宅急便(むかし飛脚マークの)がやってきたのですが、ちょうどタイミングが悪く、そのとき家人は着替えをしている最中だったようです。インターホンにはかろうじて出たものの、すぐに行くので2〜3分待って欲しいと告げたそうです。

すると相手は「それはできません」ときっぱりいうのだそうです。???
再度、急いで行くのでちょっとだけ待ってください、すぐに行くからと言っても、相手は頑として聞き入れず、他にも回るところがあるから待つことはできないとにべもなく断り、一方的に「ではまた午後にもう一度来ます」と言って去って行ってしまったそうです。

またまたマロニエ君はその場にはいなかったのですが、家人はたいへんな憤慨の様子で、だれでもそれぞれに生活をしているのだから、そんなに宅急便の都合の良いようにいつ何時でもスタンバイができているわけがないし、勝手にやってきておいて、たまたまこちらがパッと出られなかったからといって、静止を振り切ってまで立ち去ってしまうとは納得できないといいます。

たしかに宅急便の仕事も大変で、次から次に荷を届けなくてはいけない激務なので、一件に時間がかけられないことはじゅうぶんわかるのですが、これはいくらなんでも極端すぎるように感じました。
しかも午後にまた来ると言ったきりで、何時ごろという具体的なことも言わなかったそうですから、おそらく12~13時の間には来るものと思っていました。

ところが一向にその気配もなく、そうなるとこちらは時間のわからない相手を延々と待っていなくてはいけない状況になりました。

それにしても着替え中の相手の2~3分でさえ待てないほど自分の都合を優先するわりには、相手には午後とだけ言い置いて再訪する時間も告げていないとは、なんという身勝手かと思いました。
14時に近づき、これではうかうかインターホンの聞こえるエリアを離れることもできません。

とうとうマロニエ君が近くの近くの営業所に電話してこの事を伝えると、電話に出た相手はたいそう恐縮していて、厳重注意するとのこと。そして、すぐにドライバーに電話をして訪問時間を連絡させますということでいったん電話を切りました。

当然、電話がかかってくるのかと思っていると、よほど近くにいたのか、なんと、ものの1分ほどでピンポンが鳴り、さっきの男性がやってきたようです。
さすがに上から叱られたようで、平身低頭の態だった由で、なんでも1ポイント減点されたと言っていたそうです。

それでわかりましたが、今どきは宅急便の配達員も会社から個人別のポイントを加減をされ、それが勤務成績に繋がる時代のようです。
勤務成績がどうなのかは知りませんが、地元の電力会社に勤務する友人は、なんと、このタイミングで7月から東京転勤だそうで、東電の社員でもないのに、なんだか無性に気の毒になりました。

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