エネスコのピアノソナタ

かねてよりエネスコのピアノソナタを現代の演奏家で聴いてみたいと思っていたのですが、藤原亜美というピアニストが弾いたCDがありました。
現存する2つのソナタ(第1番/第3番)やリパッティの作品を収めたアルバムでしたが、日本人の演奏でジャケットの雰囲気などずいぶん迷ったあげく、購入に踏み切りました。

そうしたらこれが大当たりでした。
すっかり感激してさっそくマロニエ君の部屋に書きましたので、よろしかったらお読みください。

ル―マニアといえば普通思いつくのはコマネチやチャウシェスクの劇的な失脚劇ぐらいですが、音楽の世界ではエネスコはじめリパッティ、ハスキル、ルプー、ボベスコ、シルヴェストーリ、チェリビダッケなど錚錚たる顔ぶれが容易に思い出されるほど優れた音楽家を輩出した国なんですね。

そうそう、吸血鬼ドラキュラのモデルの貴族とその山城もたしかルーマニアが舞台で、現在もその戦慄の城が山深く存在しており、近づくものを断固拒絶する不思議な力があるといいます。
いまさらですがヨーロッパ奥深さには感嘆するばかりです。

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