難しい季節

このところやや落ち着いた感じもしなくはないものの、まだまだ今の季節は体調の思わしくない人が多いようですね。

マロニエ君もその例に漏れませんが、だいいちの問題はなんとも安定しない移り気な気温です。
暑くなったかと思うとまた少し肌寒さがあったり、そうかと思うとまた逆戻りしたり…。
しかもその暑さ寒さがいかにも中途半端で、明瞭に暑いとか寒いとかいうのではない範囲での寒暖差が発生するわけで、これがくせものです。

毎日の天気もころころと変化を繰り返すだけでなく、一日のうちでも朝夕など時間帯によって予想しなかったような温度差が生じて、こういうときにうっかりすると風邪をひきそうになりますし、それでなくても身体の調整機能がついていけません。

呆れてしまうのは、自宅にいても、部屋によってまったくバラバラな温度で、同日同時刻でもやや蒸し暑いような部屋もあれば、一転して肌寒くて上からシャツを一枚羽織りたくなるような部屋もあったりと、これはよほど気を引き締めてかからないといけません。

どこのお宅でもそうかもしれませんが、やはり二階のほうが直射日光にも近いぶん温度が上昇するものでしょうか。そうかと思うと二階でも廊下は涼しかったりするし、パソコンや電気機器の多い部屋はそれだけでも温度が微妙に違います。

それに追い打ちをかけるように、湿度にも上下の乱れがあり、個人差もあるとは思いますが、この湿度の不安定というのも体調管理の邪魔をする要因だと思われます。
まだまだあります。
この季節は中国大陸から黄砂がつぎつぎにやってきては街を汚し、車に降り積もり、人々の呼吸器にまで悪さをしているようで、マイナス要因が多岐に渡ることもこの季節を乗り切ることの難しさだろうと思います。

あまたの植物が一斉に芽吹く季節というものは、それだけ大自然の有無を言わさぬ力というものがあり、人の体の中にあるいろいろな要素も併せて芽吹かせてしまうようで、これにはもちろんマイナスの要因も含まれるであろうため、余計なものまで発芽発達して、結果として体調を崩すのではないかと思うのですが、実際のところはどうなんでしょう。

すでにピアノを置いている部屋では除湿器が日によって動き始めていますが、例年よりも取れる水の量が少なく感じるのは、合計3台取りつけているダンプチェイサーのせいだろうか…などと考えているところです。

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