今日もまたやられた

マロニエ君は車の仲間内ではちょっと知られた洗車オタクなんです、じつは。
一時は本を書いたら?といわれるほど強烈でしたが、最近ではめっきりそのエネルギーも落ちて以前のような迫力はなくなり、自分でもかなり普通になったと思っています。
でもまだその残光というか、引きずっているものはあるわけです。

たとえば同乗者のドアの閉め方。
人さまを車に乗せるのはぜんぜん嫌ではありませんが、ひとつだけ気にかかることがあって、それがドアの閉め方なんです。
9割以上の人が無意識にすることですが、車を降りてドアを閉めるとき、必ずと言っていいほどドアのガラスかその周辺の塗装面に手を触れてエイヤッとばかりに閉めてくれます。
結果は無残にもそこに指紋が残りますし、車が汚れているときはそこだけ跡がつきます。
なんでみんなこうなの?って思います。

ドアには取っ手が付いているのだから、開けるときと同様に閉めるときもここを持って静かに閉めてほしいわけです。
車の仲間はそういう作法はごく初歩的な常識としてわきまえているので全く問題ないのですが、普通はまず期待できません。
それも車がかなり汚れている時ならまだしも、洗いたてのピカピカ状態でそれをやられると、思わず真っ青になるか血圧がバクッとあがっているはずです。家に帰ったら、こめかみに青筋を立てながらガレージでさっそく指紋取り作業開始です。
それでもガラスは拭けばまだ済みますが、塗装面だと下手をすると傷が入ることもめずらしくないのです。

だいたい車に限らずガラスをじかに触るというのが理解できません。
例えば普通の主婦の方でも、ピカピカに磨いたばかりのガラス窓に他人が無邪気に触ってべたべた指紋を付けながら眺める景色の話などしたらいい気分はしないはずです。

タイトルの通り、じつは今日もまた見事にやられてしまいました。
その人はこんなブログのことは知りませんのであえて書いてしまいましたが。

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