ウインドウズの恐怖

マロニエ君はパソコンはもともとマックでスタートを切ったということもあり、もうずいぶん長いことマックユーザーなのですが、数年前から事情があってウインドウズも少し使うようになりました。

このピアノぴあのホームページは、開設時たまたまウインドウズを使っている友人がお膳立てをしてくれたために、あえて不慣れなウインドウズがベースになりました。

これが今考えても出だしを誤ったと思われてなりません。
以前も書いたかもしれませんが、マックユーザーにとってのウインドウズというのは、これほど使いにくいものはなく、マロニエ君も使い始めから早3年以上が経ちますが、いまもって勝手がわからず、できる限りはマックを使っていますが、ホームページに関してはどうしてもウインドウズを使わなくてはなりません。

そのウインドウズでは、インターネットエクスプロラーを使っているのですが、今年の梅雨頃だったと思いますが、何の前触れもなく、とつぜんホームページの更新ができなくなりました。
はじめは何がどうなったのやら訳がわからず、パソコンの前で自分なりにずいぶん格闘しましたが、ようやくわかったことは、インターネットエクスプロラーのバージョンが新しくなってしまっているようで、そのために突如環境が変わり、ホームページの更新機能などが一斉に停止してしまったのでした。

パソコンのメーカーのサポートセンターなどにも何度電話したかわかりません。
みなさんもよくご承知だと思いますが、近ごろは名前こそサポートセンターなんぞと頼もしげな名前がついていますが、一度電話するだけでもこれが一苦労です。しかも、基本的には故障やトラブルはメールで質問して、メールで回答を得るというスタイルのようですが、緊急の時にそんなまだるっこしいことはやっていられないし、だいいちパソコンなどがめっぽう苦手なマロニエ君にしてみれば、適切な言葉で今自分が立ち至っている症状を書き綴ってメールにするなんてとてもできません。

そこで「何が何でも電話」ということになるわけですが、それがまた番号を調べて、音声ガイダンスとやらでいくつもの段階をくぐり抜けて、いよいよオペレーターと会話ができる状態に漕ぎ着けるまでが大変です。
おまけに会話は「録音されている」というのですからたまりません。

必死に状況説明を繰り返すもなかなか原因がわからず、ついにはパソコンを異常になる以前の状態に戻すべく、「修復」という作業を、電話で逐一指示を受けながら操作すると、たいそうな時間を要した挙げ句にパソコンは数日前の状態に戻り、やっと解決したかに思えました。

ところが悪夢はまだまだ続きます。夜中になると、なにやら潜水艦みたいな変な音がポヮーンとしてパソコンを開くと、またおかしな状態に戻ってしまっています。これが5、6回も続くと、さすがに神経がおかしくなりそうでした。
要は、インターネットエクスプロラーは新しいバージョンを、ユーザーへの通告も断りも選択の余地も無しに、一方的かつ強制的にバージョンアップしていたわけで、それによって否応なしに環境が変わってしまい、甚だ不本意な状況に追い込まれてしまうのでした。これをどうするかという対策はもはやマロニエ君の能力を大きく超えてしまっていたのです。

結局は、友人に自宅に来てもらい、アンインストールとやらの設定とかいうのをやってもらいましたが、それはというと普段見たこともないような専門的な画面での専門的な操作による設定で、こんなにも大変な処置をする必要があることを勝手に自動更新するなんて、まったく信じられませんでした。

その後もまた別件でトラブル発生、この解決にも大変な労力を要することとなり、ほとほとマロニエ君とウインドウズは相性がよくないようです。

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